モンゴル・スフバートル市への鉄道旅行記

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こんにちは。今回は、モンゴルのセレンゲ県に位置するスフバートル市への鉄道旅行記をご紹介します。スフバートル市は、モンゴル独立運動の指導者であるダムディン・スフバートルにちなんで名付けられた都市で、ロシアに近いモンゴル鉄道の最北端に位置しています。この記事は、2024年6月時点の情報を基にしています。

鉄道でスフバートル市へ

チケット予約

スフバートル市への鉄道チケットはオンラインでは予約できないため、ゲストハウスのスタッフに頼んで予約してもらいました。列車のスケジュールはtapatripというサイトで検索できますが、外国人は決済ができないようです。行き先入力欄にはウランバートル「ULAANBAATAR」、スフバートル「SUKHBAATAR」を入力してください。

私の場合は特にゲストハウス側の手数料なくtapatripの価格で予約をとってくれました。QRコードが入ったチケットの画像やスクリーンショットをもらいましょう。乗車時にQRコードをスキャンされます。

列車の種類と料金

私が利用したウランバートル20:30発→スフバートル翌日05:32着の夜行便では、以下のような料金設定がありました(2024年6月時点の為替:約0.047円/MNT):

  • Second class: 50,700MNT(約2,400円)
  • Hard sleeper: 31,800MNT(約1,500円)
  • Hard seat: 17,100MNT(約800円)

直前の予約だったため、Hard seatしか空いていませんでした。日本の安い高速夜行バスと同じくらいだろうと軽く考えていましたが、これが失敗でした。

なお、帰りのスフバートル20:54発→ウランバートル翌日06:16着の料金も同じです。

乗車体験

発車15分前くらいには始発のウランバートル駅から乗車できました。時間ちょうどに発車し、1車両にスタッフが1名付きます。カートで飲み物やお菓子を売る方もいました。

お湯も手に入るので、持参したカップラーメンやコーヒーに使えます。

私が座ったのはHard seatでしたが、実際にはシートを寝台としても使える車両でした。行きの便では、私のシートは2人だけだったので、私は下のシートを寝台に、もう一人は上のシートを寝台にして寝ました。

帰りの便では途中の駅から多くの乗客が乗り込み、下のシートに4人で座る羽目になり、最後の2時間は非常に辛い状況でした。途中から乗る乗客もいるため、予約なしで乗車することも可能なようです。

反省点

夜行便を利用することで宿泊費を浮かせることができ、朝到着時に美しい朝日を見ることもできますが、快適な旅をするためには予約のタイミングと座席選びが重要です。次回はもう少し早めに予約し、可能であればHard sleeper以上の座席を選びたいと思います。

以上がスフバートル市への鉄道旅の紹介です。雄大な草原を巡る鉄道の旅をお楽しみください!

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